ちょっと一
-2025年12月19日-
今日は、新しい年を迎えるにあたり、神棚の上に取り付けてある「しめ縄」について簡単にお話します。
12月も半ばを過ぎて、そろそろ年越しの準備などで忙しくなってくる頃だと思います。
我が家も、神棚の掃除として、お社に溜まった一年間の埃を払い落とし、神具や仏具等の洗浄をして綺麗にします。
お掃除が終わったら、神様の領域と自分たちの住む現世とをしっかり分ける意味を持つ「しめ縄」を取り付けて、神棚が神聖な世界となる様に区別します。
神道では、神様の住む世界を常世(とこよ)といい、人間の住む世界を現世(うつしよ)といい、しめ縄で境界を作る事で神域に不浄なものが入り込むのを防いでいます。
そうして、お社の中に安置している御神体を護るという意味もあります。
その印となるものが「しめ縄」です。
しめ縄には、紙垂(しで)という、ジグザグした稲妻をイメージした形の白い紙が付けられて垂れ下がっています。
一般的には、四本垂らす事が多いです。
紙垂は、神聖な場所を示す結界の印であり、稲妻の形をしているのは邪悪なものを追い払う意味を持ち、清浄と神力を示すものです。
我が家は、しめ縄の縄だけ購入して、紙垂は自分で作っています。 付け方は、しめ縄の縄目の間に差し込んで付けます。 これは、不浄なものが入り込まない様にという考えからで、
神様側が裏で、こちら側が表になる様に付けます。
一般的には、しめ縄には紙垂が取り付けて販売されている事が多いですが、しめ縄の太さの割には、紙垂が小さい場合が多いので自分で大きめに作ってます。
清浄と神力という観点から、大きな紙垂で威力のあるものにしています。
こうした大事な役割を持つ「しめ縄」を取り付ける時には、注意点があります。 しめ縄は、神棚に向かって右側に太い方がくるように飾ります。
これは、神道では神様から見て左側が神聖とされているからです。 (地域によって違いがあるようです。)
取り付ける日は、29日(二重苦)や31日(一日飾り)は避けた方が良いとされています。 特に31日に慌てて取り換えるのは神様に失礼にあたり、葬儀の準備を連想させるために不吉だと
考えられているからです。
我が家は28日のお不動様の日に交換する様にしています。
年末は普段しない用事が色々とあるのでバタバタしますが、余裕を持って交換しましょうね。